テクノシップブログ

田舎育ちで文系でもITの世界へ

『週刊』エンジニア奮闘記③「研修第3週の学び4選」【第23号】

 

 

 こんにちは!

 テクノシップブログです!!

 

 本格的に暑い時期に突入しましたね🌞🌞

エアコンをつけるのが必至で、電気代もかさむ期間に入ってしまいました💦💦

 

 さて、私は6/1よりエンジニアとしてのキャリアがスタートした訳ですが、

最初の1ヶ月は「研修期間」ということで、一つの言語を使った研修課題に取り

組んでいます。

 開始して3週間が経ちましたが、学ぶべきことがさらに沢山あったので、

これからエンジニアを目指す方やエンジニアとして働いている方の一つの参考に

なればと思い、私の学びをアウトプットさせていただきます!!

 

 特に第3週は、

 

               「IT業界の実情」

 

 について学ぶべきことが多かったので、それを中心に紹介します!!

 

 

1. 研修(第3週)の学び3選

①SESの場合、「人月計算」という価格設定方式が採られる

 SES = System Engineering Service とは、自社開発や受託開発をする企業が、

自社で賄うことのできない分のエンジニアを、エンジニア派遣事業をしている企業

から借りてくるサービス形態を言います。

 

 その時に、重要なのが「人月計算」という考え方です。

 

 

 人月計算とは、上の図のように計算して売上を決めていく計算方法のことであり、

この中で、「人月単価」というものが重要になってきます。

 

 人月単価は、派遣されるエンジニア個人の力量などに応じて、決定金額が大きく

変わってくるところになります。

 一般的にキャリアの長いエンジニアの方が単価も高くなる傾向が多いそうですが、

実際に金額を決定するときに、一括して人月単価を決定されることもあるようで、

その人の力量と同等の単価を設定してもらえない場合もあるそうです。

 

 私はまだ研修中で派遣も始まっていない身でこんなことを聞くと、先行きが不安

になりますが、とりあえずは前を向いて進んでいこうと思います!!

 

 

②初心者がSESに行けるのか?

 一般的に、「受託開発や初心者を配置しやすい」が、「SESは初心者を送り

づらい」というのがあるそうです。

 それは、やはりSESはお客さん先に社員を派遣するからには、しっかりと力の

ある社員を送らなければならないということもあるそうですが、それに加えて、

指示命令系統」というものが深く関わっているように感じました。

 

 

 基本的に、派遣された社員のうち、派遣先企業が話しかけていいのは、

派遣元のリーダー」のみとなっているそうです。

 つまり、派遣先企業から直接派遣元の一般社員に指示などを送るのはNGという

ことになります。

 実際にはこのようにはなっていない現場もあるそうですが、基本的には

このような構造となるそうです。

 

 しかし、このような構造ゆえ、「労務管理」について、ややこしいことになる

そうです。

 派遣先企業は、派遣元企業の社員に対して、労務管理において責任を負う立場

に無いそうです。そのため、残業などについて全く管理されないということです。

 つまり、「割り当てた分はちゃんとやれよ」ということになります。

 

 こうなると、初心者を派遣してしまっては、リーダーの負担が計り知れません。

結局初心者エンジニアは何もできず、最終的にリーダーが全ての尻拭いをして

なんとか終わらせるという場合もあるそうです。

 

 業界の現状を考えると、エンジニアの人手不足が激しく

「スキル」よりも「やる気重視」でSES契約をしてくれる企業も増えてきている

ようではありますが、しっかりとチーム全員で業務をこなしていけるのかという点

をよく考えていく必要がありそうですね。

 

③研修について(初めての言語やフレームワークへの向き合い方)

 3つ目は、研修に関することになります。

 

 現在3週目に突入し、そろそろ課題もまとめて行かなければならない地点に来て

いますが、時が経つほどに、「初めての言語やフレームワークに対する向き合い

」について考えさせられることが多くなってきています。

 

 言いたいことは一つ、「コードのコピペ」についてです。

 最近では、どの言語やフレークワークに関しても、公式やその他エンジニアの

方々が出してくれているチュートリアル動画や記事が充実しています。

 そのような状況の中で、初心者は全く分からないので、コードをコピペしたく

なります。 

 

 最初は私も、「コピペは良くない」と一方向で考えていましたが、多くの先輩

に質問して導き出した答えが、

 

       コピペは全然良い。

          しかし

  コピペしたままで中身を理解しようとしない

      エンジニアが本当に多い。

 

ということでした。

初心者にとって、まず動くものを作ることというのは重要です。だからこそ、

すでに完成しているコードをコピペしてしまうことも多くなります。

 

 しかし、一体そのコードが何をしようとしているものなのか、どのような

構成でコーディングされているのかを理解しないままにしてしまうのが悪いです。

 

 この結論に達してから、私はコピペするたびに、一旦自分の中でそのコードを

上から追い、中身を理解してから拝借するように心がけています。

 

 今後もこれは徹底していきたいです。

 

2. テクノシップ第23号プチ編集後記

〜エンジニアって結構お酒好きの方が多いことが分かりました。(自社だけかな笑)

私もお酒が好きなので、これから様々なエンジニアの方と交流を深めていきたい

ですね。〜